余った予算は将来へ向けた提案へ

プロジェクトマネジメントで必要とされるコストマネジメント。制作段階などでは工数オーバーになってマイナスをどう埋め合わせしようかと頭を悩ませるものです。ところが逆にタスク縮小などで予算に対して余ってしまうこともあり得ます。

いずれにしても、このような予算との変動を発注者側へ伝えるタイミングには苦慮しそうです。Web制作プロジェクトなどでは、①Webサイト公開時②発注者側で公開なら最終データ納品時③各フェーズという一区切りつくたび、などが一般的と言われています。

このようなタイミングでの交渉時の留意点として挙げられるのが、①では発注者の決算時期などのバッティング、②では納品物不足時の対応、③は区切り自体の合意などが考えておきたいこと。

いずれにしても発注者と制作者との双方合意が前提と考えると、制作者サイドが発注者との適切なコミュニケーションは維持しておくことは必須と言えるでしょう。

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